2003-03-12 第156回国会 参議院 憲法調査会 第4号
いわゆるこれ善意の取上げなんですけれども、宇野浩二という大正後期から昭和にかけての小説家であって、童話作家としては日本では大変有名な作家なんですけれども、その人の作品の中に「春を告げる鳥」というのがあって、これがアイヌの話でして、アイヌの集落のおさがクマを生け捕りにしたりイノシシをたたき殺したりしたことが幾度もある強い父であって、これが笛を吹くことが好きな、優しい、山登りもできない、ウサギ狩りもできない
いわゆるこれ善意の取上げなんですけれども、宇野浩二という大正後期から昭和にかけての小説家であって、童話作家としては日本では大変有名な作家なんですけれども、その人の作品の中に「春を告げる鳥」というのがあって、これがアイヌの話でして、アイヌの集落のおさがクマを生け捕りにしたりイノシシをたたき殺したりしたことが幾度もある強い父であって、これが笛を吹くことが好きな、優しい、山登りもできない、ウサギ狩りもできない
しかし、私たちの祖先は、生きるためにウサギ狩りやシカ狩りをして、食料として狩猟してきました。これは、私たちの祖先は、いわゆるハンティング能力、すなわち、追いかけ回して無理なら先回りして追い込んで捕獲すればよいという知恵を持っていたように思われます。
これがそのときの取材記録をまとめた本ですけれども、この中で募集というものがどういう残酷なものであったかという、非常にたくさんの人が縛られたり、それからもう非常に強制的な連行であったということで、いわゆる労工狩り、ウサギ狩りと称されて、こんな募集なんという問題じゃないということをここで明確に証言をしているわけですね。
ベルリンの町に参りましても、ニューヨークに参っても、東中野ぐらいのところに行けばウサギ狩りもできるという風景でありますのに、明治の鹿鳴館時代以来何百、何万、何十万、何百万という人が外国に行きながら、都市計画について学ぶことがなかったということは、何という情けない、あさましいことであろう。私は涙が流れるような思いがするのでございます。
(「ウサギ狩りだな」と呼ぶ者あり)ウサギ狩りより多少深刻でございます。そこで、例の有名なデルタ地帯の大部分にも、もはやベトコンが出没しているという状況でございますから、私は、生命財産の安全という見地からも、日本の医療班をここにいま送ることにはあまり賛成できません。
私たちは、日本政府の命令と、みずからの醜悪な功名心によってウサギ狩り戦法と称する大規模な人狩り作戦を展開いたしました。あなた方の大部分は、凶悪な銃剣の威嚇と耐えがたい屈辱のもとに、平和な野らから、街頭から、家庭から、泣き叫び、すがりつく家庭の方々と、なま木を裂くように引き離されて日本に送られました。そこには言語に絶する奴役、想像もできない虐待があなた方を待っておりました。